世界でいちばん白シャツを着るのは日本人!?
すいません。言いすぎました。。
少し誇張しましたが、でも日本人は白いシャツとなじみが深いんです。
前回書いた記事にも白シャツが出て来たので、
今回は白シャツにまつわる話を、スーツを含めて。
スーツの起源と普及
もともと日本でのスーツスタイルは、イギリス式の主流を汲み、国内での普及・発展を遂げ、現在に至ります。
現在では、アイビー、プレッピーや、クラシコ、モード風な着こなしが人気ですが、そもそものルーツはみんなイギリス、いわゆるブリティッシュスタイルにあります。
日本では、英国公使館を焼き討ちした初代外務大臣・井上馨(やんちゃ坊主!)らが、ロンドンに渡った幕末~明治にかけて、日本にスーツがぽつぽつと入り始めました。
そして一般的に広く普及するようになったのは戦後です。
マッカーサーを叱った男、日本のダンディズム界(そんな界があるのであれば・・笑)の権威・白洲次郎は、初めてリーバイスを履いた日本人で有名ですが、、
彼もまた、イギリス留学時にジェントルマンとしての着こなしをしっかりと学んでいます。そういえば天皇家もイギリスに留学される事が多いですね。
彼等のような海外と接する機会の多い要人達の努力もあってか、日本のスーツスタイルはブリティッシュ風に普及しました。
日本人の着こなし
アメリカはアメトラ・アイビー・プレッピーを生み出し、
イタリアはナポリ仕立てを生み出し、
フランスはモードな着こなしを生み出しました。
日本は?
・・日本は、えっと・・、
せ・・、背広を生み出しました。。?
そうです。
日本はブリティッシュスタイルのベースを、アメリカやイタリアやフランスのように独自には進化させて着こなしてはきませんでした。
ブリティッシュスタイルのまま、そのまま何となくスーツを着てきました。伝統的な着こなしのまま、白いシャツをベースにするので、自然と白シャツを選択するようになったということです。(長くなってすいません。。)
ちなみに、Yシャツとはホワイトシャツが訛って、Yシャツと呼ばれるようになりました。なので、厳密にいうと、「白色のYシャツ」というのは間違いです。←細かい
続きはまた次回にします。
次回は、おススメのシャツを紹介したいと思います。
では。
OMOCHI